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菊花かぶ
「菊花かぶ」の由来
「菊花かぶ(きっかかぶ)」は、かぶを菊の花に見立てたもの。かぶは古くは「なずな」と呼ばれ、無病息災を願う七草粥にも使われています。菊は日本の国花で、お祝いのときに使われてきました。邪気を払うといわれており、長寿を願う意味が込められています。
「菊花かぶ」の特徴
皮を剥いて格子状に切り込みを入れて、甘酢やすし酢に漬けて、菊の花びらが開いているように広げます。甘酸っぱくシャキシャキとした食感を楽しめます。酢に食紅を加えれば、紅色の菊花かぶもつくれます。紅白にすると、よりお正月らしく仕上がります。重箱に詰める際は下に菊の葉を敷くと、より美しく映えます。
おせち料理の意味・由来
記事監修
弥冨 秀江 (いやどみ ひでえ)
管理栄養士。女子栄養大学生涯学習講師。株式会社ヘルスイノベーション代表。長年の病院、企業での豊富な栄養指導、臨床経験をもとに、出版、出筆活動、企業の食品およびメニュー開発など食事療法の新しい領域を創造する。